5/3〜5/5 SMAP韓国遠征の報告
- 小林 明裕
- 2019年5月7日
- 読了時間: 6分
横浜医療センター整形外科の小林明裕と申します。
この度、5/3から5/5までの3日間、SMAPとしては初の海外遠征をしてきましたので、報告させて頂きます。
初の遠征先は、お隣の韓国ソウルでした。
日程としては、5/3に「Musculoskeletal Ultrasound Seminar in Seoul」においてSMAPメンバー6人が講演し、翌5/4は韓国人3名、SMAPメンバー含日本人3名による講演会に参加してきました。
遠征メンバーは、
帝京大学スポーツ医科学センター 笹原先生、根井先生
横浜市立大学附属病院 宮武先生
亀田総合病院 六反田先生
船橋整形外科病院 面谷先生
新潟県立新発田病院 酒井先生
私、横浜医療センター 小林明裕
以上SMAPから7名と、我らが日本の総大将 城東整形外科の皆川先生でした。

<ギンポ空港内にて>
〜5月3日〜
我々は早朝の便で、ソウルへと旅立ちました。ソウルのギンポ空港に到着し入国審査をすませると、SMAPの一員であるSoo Rehabilitation clinicのヒョジュン先生がお出迎えしてくれました。
ヒョジュン先生のご案内で郊外にあるレストランに行き、とても豪華な宮廷料理を頂きました。どの料理も非常に美味しかったですが、自分としてはチヂミとキムチが絶品でした。

<レストラン前にて>
昼食後、ソウルから車で1時間ほどのところにある「烏頭山統一展望台」へ行きました。この展望台からは、対岸にある北朝鮮を間近で見ることができます。


<望遠鏡で北朝鮮を観察する面谷先生、六反田先生>
展望台の観光を終えた後、バスで初日の会場へと向かいました。
週末ということもあってか、予想以上の大渋滞に巻き込まれてしまい、開始1時間前ギリギリに会場に到着、急ピッチで準備しセミナーに臨みました。

<六反田先生 肩のハンズオン>
本当は整形外科医なんじゃないかと思わせられるプレゼンでした!
そして衝撃だったのは六反田先生の英語力!圧倒されました!
上達するコツは、物事を考えるときに日本語ではなく英語で考えること、だそうです。

<酒井先生 お得意の頚椎神経根のハンズオン>
合言葉は「C4」でした!C4の正体を知りたい先生は、酒井先生に直接聞いてください笑

<根井先生 エコーガイド下注射のハンズオン>
奈良県立医大の仲西先生に負けない注射のプレゼンでした!ハンズオンで鶏肉の間にストローを入れるという発想、最高です!

<小林 サイレントマニピュレーションのプレゼン>
最初は緊張しましたが、話し始めてから緊張がほぐれ、終始楽しく話せました!
英語力は、、、聞かないでください。。

<ヒョジュン先生 サバイバルエコー ソウル生存記>
タイトルから心を奪われてしまいますよね!内容も素晴らしかったです!

<笹原先生 最新のTopic+エンディングのプレゼン>
オープニングとエンディングの両方を担っていただいた笹原先生。最新のトピックももちろんですが、SMAPへの愛がひしひしと伝わってくるプレゼンでした!兄貴、最高でした!

<ハンズオン風景 1 >

<ハンズオン風景 2 >

<ハンズオン風景 3 >

<集合写真>
PCが突然消えたり、動画が動かなかったりなどのトラブルが続きましたが、宮武先生のマネジメントのおかげで、なんとかセミナーを終了することができました。個々に質問もたくさん頂き、満足できるセミナーだったと思います。
セミナー後は参加者の先生と一緒に打ち上げをしました。まさに国際交流といった打ち上げでした。飲むこと話すことに夢中で、写真撮ることをすっかり忘れてしまいました。。。
飲み会が終わった後、お腹に余裕があったので、帝京の根井先生と2人でマクドナルドのプルコギバーガーを食べたことは、いい思い出です。
〜5月4日〜
前日の二日酔いも残らず、翌朝を迎えました。2日目は、まず午前中にヒョジュン先生が開業されたSoo Rehabilitation clinicの見学をしてきました。クリニックはとてもキレイで、エコーも私が見た限りでは2台はありました!お忙しい中、診療の見学をさせて頂きましたヒョジュン先生、本当にありがとうございました!

<クリニック前で記念撮影>
見学を終えた後、2日目の会場近くのレストランで昼食をとりました。
プルコギのお店で、これまた絶品でした!

<プルコギ>
日本で食べるものと比べると、お鍋みたいな印象でした!
食事を済ませ、一同セミナー会場へと向かいました。

<会場のポスター>
今回は、まずはじめに韓国側の先生が3名講演し、その後ライブ治療、最後に日本人3名
の講演といった流れでした。
まず最初の韓国側の講演は、発表自体はハングル語でしたが、スライドは英語で作成されていたので、自分でも理解しやすく、どれもが興味深い発表でした。
その後のライブ治療を終えた後、いよいよSMAPから宮武先生と面谷先生、そして皆川先生の講演が始まりました!

<面谷先生>
タイトル:Hydrorelease by Saline for Peripheral Nerve Disorder. (Ultrasound-guided Hydrorelease for complaints of upper extremities)
主に上肢の神経障害に対するHydroreleaseがテーマでした。トップバッターという緊張もあったかと思いますが、圧倒されるプレゼンで、聴き入ってしまいました!

<宮武先生>
タイトル:Ultrasound- guided Hydrorelease for complaints of lower extremities.
主に下肢の神経障害に対するHydroreleaseがテーマでした。さすが宮武先生です。内容も勿論のこと、プレゼンのストーリーやスライド・動画の作り方まで、勉強することだらけでした!

<皆川先生>
タイトル:How to diagnose and treat peripheral neuropathy with Scratch Collapse Test and Hydro-Release.
スクラッチコラプステストとHydroreleaseを組み合わせた診断および治療を提案されていました!
会場のどよめきが、反響の大きさを物語っていました。
皆川先生のプレゼンは、いつも革新的で、心が揺さぶられます。
※お詫び
皆川先生、宮武先生、面谷先生の写真が後ろ向きなことに気づきましたか?
そうです、正面から撮影した写真がどれもピンボケしたり目を瞑られていたりしたので、バックショットしかいい写真がなかったのです。
男は背中で語る、ということでお許しください。。。

<集合写真>
セミナー終了後、打ち上げで訪れたのは、本場韓国の焼肉屋さんでした!
やっぱり焼肉は美味しかったです!そしてまたマッコリをたくさん飲み、韓国のラストナイトを楽しみました!

<焼肉屋さん店内>

<皆川先生と座長の先生>
〜5月5日〜
最終日は午前中の飛行機に搭乗するため、ホテルを午前6時に出発し、ギンポ空港へ向かいました。
さすがに早朝は渋滞がなく、順調に空港に到着しました。無事出国審査を済ませ、各々お土産を購入し、帰路につきました。
酒井先生が、前日に免税店で購入した大量のキムチを機内に持ち込もうとしていましたが、当然のように止められていました(笑)
さすが、持っている男は違います!
無事羽田空港に到着し、先生方は各々の地へと帰っていきました。別れというものがこんなに寂しいとは思いませんでした。それほど、いい仲間なのですね!
最後に、今回自分なんかを講師の一人に選んでいただいたSMAPの先生方、ありがとうございました。とても貴重な経験をすることができ、成長することができたと思います。反省することばかりでしたが。。。この体験を期に飛躍できたらと思っております。
以上、簡単ではありますが、遠征の報告とさせて頂きます。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
小林明裕
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